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プロポリスの成分
ミツバチが巣へ持ち帰る獲物(えもの)には
ハチミツや花粉などがありますが
プロポリスもその一つです。植物の樹脂成分を含んだ枝の表皮や
新芽そして花のつぼみなどを口で噛みくだきます。
そして花粉を採る時と同じように
うしろ足にくっつけて巣へ持ち帰ります。
(クリックして出てくる画像では花粉を足に付けています)
プロポリスの成分は
新鮮な植物の発芽部分の樹脂とハチの口のなかにある
酵素(こうそ)を含む分泌(ぶんぴつ)液から出来ています。
ハチミツと同様に
健康食品として、あるいは病気の治療薬として
昔から愛用されてきました。
ヨーロッパでは多くの医師たちが
咳(せき)を伴う喉(のど)の炎症などに対して
プロポリスを患者に飲ませて
即効的な効果をあげてきたのです。
ただし現在では、どの国でも、医薬品としては
扱われていないようです。
その理由として考えられるのは
漢方薬の場合と同じように
生産地によって成分の構成比率が変わることや
あまりにも多くの種類の成分が含まれていることもあって
健康増進や病気治療のために効果のある物質を
特定しにくいためかもしれません。しかし最近になって、植物に多く含まれる
フラボノイドという物質が
人の健康維持や体質改善に
効果の有ることが分かってきました。
4000種を超えると言われるフラボノイドの種類のなかでも
ケルセチン(quercetin)には、アレルギー抑制作用だけでなく
疾病予防や老化抑制に効果のある
抗酸化作用のあることが確認されています。こうした社会一般の「健康のための食品」への
関心が高まるにつれて
プロポリスも詳しく分析されるようになり
その結果、いろいろなのミネラルやビタミンのほかに
多量のケルセチンをはじめとして
有効な多種のフラボノイドが検出されたのです。