マナカの蝶

 

和名

 

トンボマダラ

学名

Methoma themisto

Ithomidae


この蝶の幼虫にとってはManaca という植物の葉が唯一の食べ物です。

開長は約8センチ。羽は透きとおているような感じで、

敵の目から逃れやすくしています。

長距離を飛んで別の群れと交配することがあります。

結婚式は少々乱暴です。

オスはメスが必要としているManacaの木陰に身をひそめて相手を待ちうけます。

気に入ったメスが現れると飛び出して空中で捕まえ、地面に落ちるまで放しません。

交尾は地上で行われます。

産卵はManacaの木に限ります。卵から幼虫が生まれて

サナギになるまでの期間は30日以内です。

幼虫は葉の内側やそのあたりを選んで、

黄色と黒の斑点をつけたサナギに変態します。

 

 

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