帝王

 

和名

オオカバマダラ

マダラチョウ

学名

Danaus plerippus

Danaidae


開長
9.5センチまで。

広いところを低く飛ぶ習性があります。

小さな花の蜜を吸います。

しばしば群れで移住する習性があり、その期間は絶食することができます。

卵は花のつぼみの中や、毒性分を持つ植物(Asclepias Curassavica「和名:トウワタ」)に

産みつけて、幼虫を護ります。

幼虫は黄色や黒のストライプ模様をしています。

食する葉には毒性があるけれども、幼虫には無害であって鳥などには有害です。

鳥たちはそれを知っているので、幼虫にとっては自分を護ることになります。

ただし、ある種の蝿(はえ)やスズメバチなどには通用しないので、

固体数がむやみに多くならないようにする自然の力が働くのです。

 

 

戻る